変わらなきゃ！

家族に風邪が伝染。またもや嫁と娘が寝込んでいるらしい・・・。もちろん悪気はないのですがとても責任を感じます。しかしゆっくり看病をする時間があるわけでもなく、たんたんとお仕事させていただいています（早く帰るからな〜）。

さて、今日は私の印刷、デザイン業界のお話です。どこの業界でも大きな変化というものはつきものでしょうが、特にデジタル技術の発達は印刷業界に大きな影響を及ぼしております。まずは機械技術の進歩により“刷る”ことへの重みが減る一方だということです。紙の海外輸入や飽和状態の印刷会社同士の価格競争がますます厳しくなっている現在、印刷の技術・品質は良くてあたりまえ（まだまだ街の印刷所ではここをクリアしていないところが極めて多い）。その上、行程・価格も顧客を満足させるものでなくてはなりません。さらにデジタル技術の発達で得意先側の要求レベルは常に高まっているように思います。私は数年前から“刷る”ことよりも“コミュニケーション”と“質の高いデジタル技術の習得”に目を向けています。企業と生活者とのコミュニケーションの接点を担っているのが私たち印刷、デザイン業界だと確信しているからです。単なる刷り屋で終わる事なく、得意先にとってどんなことでも話すことのできるブレーンでいたいと思います。